今回起こった郵便事故についてまとめました。
ことの経緯は以下のとおりです。
9月28日(火)
問い合わせに対して、秘書の方から反応あり。

9月30日(木)
質問状に添えた封筒で回答を郵送していただくも、料金不足(当初の額面は80円)により戻ってくる。
西村事務所の方が不足分の切手を補い、再投函。
(差額の切手は返納しました)

10月1日(金)
ボアマロが郵便本局と支局に問い合わせ。速やかに回答を受け取るために、宛先変更を依頼。
本局へ確認に出向くが、「未確認」の返答。

10月2日(土)
本局から「まだ確認がとれていない」と連絡あり。

10月4日(月)
本局の担当者から、「発見に至っていない」旨の連絡あり。
ボアマロが調査と文書による報告を依頼。

10月5日(火)
同じく担当者から、「未発見につき、事故調査カードを作成したい」との申し出あり。
調査の結果は中間報告(一週間から二週間後)と 最終報告(一ヶ月後)にまとめられ、提示される。
ボアマロ、「現物」の発見を要請。

10月6日(水)
郵便局にて現物を発見。ボアマロの元へ郵送される。
行方不明になっていた封筒の外観上の特徴として
  1. 80円切手の上にはX局の9月29日の消印が、足していただいた切手には、Y局の10月1日の消印がある(二重消印)
  2. 消印の訂正を示す付箋はない
  3. 開封された痕跡はない

10月13日(水)
報告書が到着。
以下、報告書の内容。

報告書の内容

平成16年10月13日


ボアマロ様

Z郵便局 普通郵便課
郵便課長 ○○○○

×××郵便物の遅延に於ける回答について

拝啓 中秋の候、ボアマロさまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日ごろから、郵便局をご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、ボアマロさまからのお申し出により、遅延して届いた郵便物についての調査を関係局に対して依頼をしました。が、10月1日(金)Y局を 出てからの郵便物の足取りにつきましては判明いたしませんでした。
考えられることは、差立ての際、誤って他の地域に区分され、そのまま配達局へ誤送されたものと推測されますが、検証するまでには至りませんでした。
誠に申し訳ございません。ボアマロさまにおかれましては、納得できる回答ではありませんでしたが、なにぶんにも大量の郵便物を処理している関係上、原因を究明することができませんでした。
今後、このような事故が再発しないよう関係局はもとより、当局におきましても万全を期してまいりますので、何卒、ご了承下さいますようお願いもうしあげます。
敬具 

注:本日、速達で着。固有名詞を伏せた以外は、上記の通り。
別紙三枚に、「調査のあらまし」が記述されている。
以下、その内容。

調査のあらましの抜粋

○平成16年10月5日(火) A(*当初の担当者)からボアマロさまへ、 該当の郵便物が発見されない旨、連絡。調査カードによる調査開始。

その間、集配課・P局へ確認するも該当郵便物発見されず。

○平成16年10月6日(水) 朝、下1で該当郵便物が到着したものが、 特定郵便局宛に区分(仕分け)中に発見。(午前5時頃)

Aからボアマロさまへ、発見された旨の連絡をした。
その際、ボアマロさまから、今回の遅延の原因を具体的に調査をして 文書にて回答するよう求められた。(*ボアマロが最初に調査と文書による 報告を依頼したのは4日(月)
また、この件について、上司は知っているのかとの質問あり、申し出から 引継をしている旨回答。
(*「今回の件でご迷惑をおかけしているので 上役に交代した方が良いのでは」というAさんの打診を受けて、「上司の方は ご存知なのか、私としては内容のある調査と報告をしていただければ どちらでも結構、調査の権限に差があるのか」と返した会話の一環。 話の本旨は、担当者の交代。)
夕方、副課長のBがボアマロさまへお詫び方々連絡をした。また、郵便物の 引き取りについても確認させていただいた。

午後7時30分頃、ボアマロさまが窓口にお見えになり郵便物を受け取られた。
その際、出来るだけ事実を調べてほしいとの申し出を受ける。

○平成16年10月7日(木) X郵便局へ消印に関しての取扱い等 (*行方不明になっていた封筒の外観上の特徴の1と2の件)についてAが連絡した。本来の取扱いを誤った 取り扱いであったことを確認。

Y郵便局に対しても定形外郵便物の区分方法に問題がなかったか等、確認の連絡をする。
が、明快な回答が得られなかった。さらに、誤送先等について調査をするよう要請する。

10月13日(水)
同日とどいた報告書について担当者のB氏に連絡。業務体制や 調査方法について話を聞いたのち、報告書の不備を指摘、訂正を求める。
A氏に問診して確認するとの返答。
以下、その際のやり取りについて。

Q1-報告書によると、経緯も原因も不明なのに、再発防止策がとれるのか疑問に思うが?
A1-これについては、人為的missがなくなるように関係局に申し送りしております。
Q2-失礼ながら、面子を保つために既に明らかになっている事実を隠しているのではないか?
A2-それはありませんと、私が責任をもって断言いたします。
ボ-わかりました、話を伺うとしっかり調査もして下さったようですし、それは額面通りに受け取っておきます。
Q3-「調査のあらまし」の中で、事実誤認というか、恣意的な記述が見受けられるが、どういう報告を聞いているか?
(と時系列を追って事情を詳しく説明)
A3-担当者のAに問診をして、その結果をご連絡します。

10月16日(土)
B氏より、A氏への問診の結果「調査のあらましに対する相違について」が文書にて送られて来る。
A氏は、「『この件について、あなたの上司は、知っているのですか。』との質問があり。それを聞いて、上司が対応しなければならないと判断した」と供述。

10月19日(火)
ボアマロからB氏に連絡。「質問はAさんの打診に対して問い返したもの」と申し立て。証言の隔たりを確認。
B氏は、A氏と個別に話してみると応答。ボアマロ、三者面談を提案。

10月22日(金)
担当者二名との面談。
以下の3つの相違点について話し合いを行った。

相違1.郵便物の情報を伝えた日について
「調査のあらまし」10月4日(月)の記述に、A氏が「この日、料金不足による差戻しと、Y局管内で再投函された旨の情報を得た」(=初めて聞いた、原文は長いので意訳)とあるが、こちらは4日以前に別の課の応対者に伝えていた。

相違2.調査と文書による報告を依頼した日について
「調査のあらまし」10月6日(水)の記述に、「その際、ボアマロさまから、今回の遅延の原因を具体的に調査をして文書にて回答するよう求められた。」とあるが、ボアマロがA氏に最初に依頼したのは、10月4日である。

相違3.担当者の交代に対する認識について
「調査のあらまし」10月6日(水)の記述に、「また、この件について、上司は知っているのかとの質問あり、申し出から引継をしている旨回答。」とあるが、ボアマロの質問は、A氏の「上役に担当を交代した方がよろしいのでは」という打診に対するものであり、「上司に交代せよ」という意味で言い出したわけではない。
→A氏は、「それ(*ボアマロの質問)を聞いて、上司が対応しなければならないと判断した」と答えている。
(10月15日(金)付け報告書「調査のあらましに対する相違について」より)


面談では、B氏から相違3について、「A自身が『上司に代わる必要がある』と判断したと認めている、(ボアマロの認識と)違いはない」という説明があり、A氏も肯定した上で、謝罪。
※訂正@報告書には、A氏の前言(上司に交代した方が〜という申し出)が盛り込まれる見込み。

また、B氏は、相違1についても、別の課で応対した方が連絡係を通じて、2日の時点でA氏に報告しなかったので、対応が後手に回った感があると発言。
相違2については、A氏本人に訊ねたところ、「4日に調査カードの入力をしようと思ったが、間に合わなかったので、翌日に行った」との返答があり。

結論としては、焦点となっていた認識に相違はなく、こちらの指摘に沿って、訂正済み報告書を作成していただけるとのこと。

また、改めて行方不明中の経路についても質問したが、推測ではどうしても埋められない「空白の一日半」があるらしく、検証しようにも、記録がないため、全国の郵便ネットワークの拠点になっているM局を経由して6日(水)の下り1便でZ局に届いたという以上に遡れなかったとのこと。


10月27日(水)
本局の担当者のB氏より、「調査のあらまし」の訂正文がfaxにて送付。
概ね事実を踏まえた記述であるが、わずかに誤認があるため、その修正が終了しだい、正本を送付していただく予定。

11月5日(水)
訂正文の正本が速達で送付された。相違点等は特になし。
以下、訂正文の前文。


平成16年11月3日

ボアマロ様

Z郵便局 普通郵便課
副課長 ○○○

調査のあらましに対する相違の訂正について

前略 先日は、お忙しいところZ局に来局していただき誠にありがとうございました。
訂正文「調査のあらまし」を送付させていただきますので、宜しくお願いいたします。なお、この度の件につきましては、ボアマロさまに大変なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
今後につきましては、ボアマロさまからのご意見などを参考に、親しまれる郵便局造りを目指し頑張っていきたいと考えています。また、ご意見・ご要望等が、ありましたらご連絡いただければ幸いです。
これから、寒くなる季節となります。ご健康に十分ご自愛され、ご活躍を期待しております。
敬具